「精米時間」どれくらいかかるか知ってる?

みなさんは日本酒の「精米時間」がどれくらいかかるか知っていますか?

 

「精米歩合」によって時間は大幅に変わります。
「精米歩合」とは、お米を削った後に「残った割合」を表したものです。
なので、精米歩合が低いほどお米を多く削っているということになります。
更に、精米が進めば進む程ゆっくりと精米する必要があるので、精米歩合の低い大吟醸酒などはとっても時間をかけて造られる高級なお酒なのです!
精米にかかる時間は以下の通りです。

 

精米歩合70% 12時間
精米歩合60% 24時間
精米歩合50% 48時間
精米歩合40% 72時間
精米歩合35% 100時間

 

時間も手間もかけてお米を削った精米歩合の低い大吟醸酒、吟醸酒は高級で贅沢なお酒。
飲み口すっきりクリア、華やかな香り、ミネラル感豊富。
しかし削れば削るほどおいしいお酒なのかというとそういうわけではありません。
精米歩合が高い本醸造酒、普通酒などは米の旨味、コクをダイレクトに感じることが出来ます。

 

すっきりクリアな飲み口のお酒を造るためにはお米を沢山削り、
お米の旨味が強いお酒を造るためには削らない。
精米は作り手がイメージするおいしい酒の味を造るための手段なのです。

 

それぞれの良さがあり、おいしいと感じるお酒は人によって異なるので、是非お好みの味を見つけてくださいね!
おいしいお酒を探すのが日本酒の楽しみ方の醍醐味だと思います♪

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